- てうち
- てうち【手打ち】(1)和解・取引の成立や物事の成就を祝って, 一同が拍子を合わせてする拍手。 また, 和解・取引が成立すること。(2)そば・うどんなどを機械にかけずに手で打って作ること。(3)自分の手で討ち取ること。 また, 手で打ち殺すこと。
「宗との侍二人~にして/保元(中)」
(4)(「手討ち」とも書く)武士が家来や町人を自ら斬り殺すこと。「お~の夫婦なりしを更衣(コロモガエ)/蕪村句集」
(5)江戸時代, 歌舞伎の顔見世(カオミセ)の儀式として, 手打連と称する贔屓連(ヒイキレン)が土間から当たり祝いに拍手したりしたこと。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.